バラの起源2
昨日に続きバラの起源の話
園芸用としてバラの歴史は古く、古くはバビロニア王朝やエジプト古代王朝遺跡からもバラの花
と思われる絵柄が発見されおり、中国でも、殷・周の時代には既に鉢バラが楽しまれていたとい
われているとのことです。
昨日も書きましたが、ギリシア時代には既にバラは植物の女王としての地位を獲得しており、
観賞用、香料用として広く栽培されるようになっていったとのことです。
また、バラの花は、その花姿もそうですが、甘い臭いに多くの人が魅了されていったようで、バラ
油の薬効を知っていた古代ギリシアの人々は花びらから香油を作り珍重したそうです。
この後、バラの花がギリシアから、ローマへ伝えられるにいたって、バラは人々に熱狂的に愛され
るようになっていったそうです。
古代ローマでは、あらゆる家の庭でバラが栽培され、貴族は家中をバラの花で飾りたて、花弁をワ
インに浮かべて楽しんだ、と本には見てきたかのように書いていますが、ま、現代と同じように、古
代ローマにもバラの虜になった人が大勢いたと言うことには違いないんでしょう。
今も昔もバラの花の魅力は変わらないようです。
でも消毒薬とかなかっただろうに、どうやって栽培していったのでしょうね。